BIG ISLAND 2

今日は現地ツアーに参加してマウナケア山頂までいってきました。
コナ地区から大体2時間半くらい車に乗っていました。
途中舗装のない道を通るのでかなりゆれます。


直接山頂までいかず、途中のオニズカ・ビジター センターで高地順応のため1時間休憩します。標高4200メートルの頂上は酸素濃度が通常の60%まで低下するため高山病になる人が出てきます。ちなみに富士山頂上は3700メートル。私も途中までなんともなかったのですが、頂上では頭がくらくらしてちょうど貧血を起こしかけたときのような感覚になりました。15分くらいで慣れましたが人によっては猛烈に眠くなるようです。

さて酸素の薄いのはまあ置いといて強烈なのは寒さです。
なにも下調べせずアロハシャツ一枚で行ったのですが、ツアーのほかのみんなを見ると長袖シャツに長袖フリースまで持ってきてます。
そんな大げさなと思っていたら途中のビジター センターですでに冬の気温。
まじでビジター センターでフリースを購入しようと思いましたが添乗員がダウンジャケットを貸してくれるというので思いとどまりました。
いつも暑がりの私ですが頂上はアロハの上にダウン着てもガタガタって感じです。
ほかの方々は僕より着込んでいるのに凍えていました。


さて頂上には有名な世界各国の望遠鏡があるのですが、日本のすばるもここにあります。このすばるはドーム開口正面からみた形をよく写真でみますが、真横から見るとまるで釜飯の形にみえます。お隣のアメリカのケック1,2と仲良く3つならんでいました。

頂上には夕日(日没)を見に来たのですが、雲に沈む夕日は大変すばらしかったです。さむいけど、、。


帰りにもう一度オニズカセンターの近くまでおりて天体観測をしました。
天文台のためにあたり一面ライトはすべて消されています。センター内のトイレ、非常灯も赤く薄暗いランプです。そんななかで見上げる星空は大げさではなくプラネタリウムそのものです。ここまできれいに天の川が見えたのははじめてです。
これはちょっと感激でした。添乗員がかなり大きな望遠鏡をもってきており、木星球状星団いろいろ見せてくれました。
ここまでよく見えれば天文台作りたくなるものわかるわ。

ちょっと子供向けではないツアーなので子供が大きくなったらもう一度ぜひ来たいです