高速道路料金

高速道料金「高い」国民の過半数内閣府世論調査
高速道路の通行料金について国民の過半数が「割高だ」と考えていることが、内閣府が21日発表した「道路に関する世論調査」から明らかになった。

旧道路関係4公団は2005年10月に民営化されたが、利用者には通行料金への不満が強いことが浮き彫りになった。
通行料金について、「管理・サービス水準を下げて料金を低い水準とすべきだ」とした人は27・8%、「通行料金のほかに新たな財源措置を検討して低い水準とすべきだ」も24%で、計51・8%が料金を引き下げるべきだと回答した。

通行料金が「適切」は7・9%、「新たな整備、適正な管理のためやむを得ない」は21・3%だった。
一方、各高速道路会社がノンストップ自動料金収受システム(ETC)利用者向けに実施している休日割引や「マイレージサービス」などの割引制度を「利用したことがある」と回答した人は22・3%にとどまった。利用したことがあるとした人のうち、高速道路を利用する機会が「増えた」は31・7%。67・1%は「変わらない」と回答しており、割引制度が利用促進に十分結びついていない実態がうかがえる。調査は、今年7月に全国の20歳以上の男女3000人を対象に実施した。回収率は60%だった。
(2006年10月21日20時41分 読売新聞)


割高云々ではなく一刻も早く無料にするべきではないかと思います。日本は国土が狭く、土地の値段が高いので道路を作るのにお金がかかるのはわかるのですが、たとえ税金を大量に投入してでも高速道路網を整備して無料にすれば下記のようないいことがあると考えます。



1)通勤に車を使って遠くからでも仕事場にいけるようになる。
2)高速道路通勤を念頭において職場から離れた場所にマイホームをかまえられる。→(より広い家に住める)
3)都市への人口集中が減り、都市の過密、田舎の過疎の格差が是正できる。
4)都市部(あるいは鉄道沿線等)の人口集中が緩和されることで地価が下がる。
5)都市部での地価がさがることで各事業所は従業員分の駐車場を確保できる。
6)地価がさがれば余裕を持った都市開発ができ、特に人口密集地帯の道路事情がよくなる。
7)道路に余裕ができて交通事故が減る。
8)田舎に住んで自然にふれることによって人の心に余裕ができ、痛ましい事件や病的な事件がへる。



特に7)、最近飲酒運転のみを槍玉にあげてますが、日本での交通事故死の約40%以上が歩行者(自転車・バイク)が車に直接ひかれて死ぬ事故です。この比率は先進国では日本が異常に高く欧米では10〜15%程度です。アメリカでは道路が広く、歩行者がいないためたとえわき見運転しようが意識消失発作おこそうが、散歩中の幼稚園児の列につっこんだりすることはまずありえないのです。


交差点の異常に多い日本の道路事情では運転に非常に神経をつかわないとすぐ人をひくような状況です。日本人はあれで普通と思っているようですが、狭い道路に人と車がひしめきあう状況を早くなんとかしない限り悲惨な交通事故は減りません。


また自然にかこまれた場所、広い家等、空間的に余裕のある場所ですごすことで精神的にも余裕ができて交通事故死者の約5倍近くいる自殺者の数がへればいいと思っております。ともかく日本人は都市に集中するのではなくもっと空間的に分散して住むべきであるとおもいます。
そのためには公共交通機関ではカバーできない土地を利用すべきで、もっと車中心の社会になるべきです。
網羅的な高速道路網の整備と無料化は必須とかんがえます。






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